総務部

 
紅炉一点雪(こうろ いってんのゆき)
 2月4日の立春が過ぎますと暦の上では春ですが、まだまだ寒さは厳しくかえって東京地方では雪が降ることが多い時季です。
 雪に関する禅語に「紅炉一点雪」というのがあります。「紅炉上一点雪」(こうろじょういってんのゆき)と書く場合もあり、「紅炉上如一点雪」(こうろじょういってんのゆきのごとし)と書く場合もあります。
 真っ赤に燃えている暖炉の上に雪が落ちてきましたら、雪は一瞬のうちに溶けて、跡形もなく消えてしまいます。 我々の命も長い宇宙の命から見ましたらほんの一瞬の命です。昨年は当支部の事業者3名がお亡くなりになりました。改めてご冥福をお祈りいたします。しかしながら、短くともこの一瞬の存在自体が尊いのです。それぞれの人生を大事にしていきましょう。

 ところで、この語句にはまた別の意味に解釈する場合もあります。紅炉に落ちる一点の雪は痕跡すら残さず跡形もなく消えてしまいます。修行した人や努力した人はその痕跡を残すなということです。イバラの道を歩んできた傷跡が手足に見られるのはまだまだ修行が足りない証拠です。自分はこれだけの苦労をしたのだということをわざわざ人に見せるものではありません。

 さらに別のとらえ方もあります。仏心や何かに目覚め熱く燃えていれば、煩悩や迷いは一点の雪のごとく一瞬のうちに溶け去ってしまうということです。
 それぞれ読む人が自分のその時の精神状態に合わせて解釈すればいいのかなと思います。
 私としては一瞬にして消え去る運命の一点の雪のはかない存在の無常観の方の解釈をとりたいと思います。

 さて、一点の雪ならぬ積もる雪には充分注意する必要があります。スタッドレスタイヤは4本付けて安心安全で対応してください。
まだまだ 2月は雪の恐れが十分にあります。
お互いに気を付けましょう。
                                              支部長 関屋 總明
                
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