総務部

  
拈華微笑(ねんげみしょう)
 先日、赤ちゃんを抱いたお客様が乗車してきました。赤ちゃんはぐずりもせずにこにこと笑っていました。赤ちゃんが笑っている時はこちらも思わず微笑(ほほえ)んでしまいます。赤ちゃんの泣いている時はこちらもほんとに悲しくなります。赤子の笑いは値千金で周りの者を和ませます

お釈迦様が説法しているとき、無言のまま一本の華を弟子たちに差し出されました。ある弟子だけがその意味を悟って微笑みました。拈華微笑(ねんげみしょう)です。お互い顔を見合わせ微笑むだけで心が通じ、教えの大法をその弟子に伝えたとのことです。
 本当に分かり合っている者同士には言葉はいらないということなのでしょう。以心伝心ですか。お互い見あうだけで理解しあい了解しあう関係までなるには師匠も弟子も高いレベルに達していなければならないでしょう

 最近はスマ―トフォンやパソコン類が発達し、メール等でお互いの連絡は密接になってきました。それでも誤解もあるようです。電話やメールが発達しても実際に行かなければ、こちらの誠意が伝わらない場合も多々あります。拈華微笑するにも当人同士対面している必要があります。
お葬式や結婚式もメールや電話で済ませるわけにはいきません。旅客運送事業は今後とも益々必要となる、お客様の人生を運ぶ大切な事業です。誇りをもって営業していきましょう。

 ところで我々接客業は微笑みだけで済ませてはなりません。言葉に出してはっきりとお客様に伝えなければなりません。御挨拶、ドアーの開け閉めの確認、感謝の言葉、行先確認、場所によっては高速利用確認、料金、忘れ物確認、下車時の注意等々色々とあります。法人さんには自分の名前を言う所もあるようですが臨機応変にやりましょう。
 最近はお客様から人生相談のようなことを話しかけられることもあります。一期一会の営業ですし顔も向き合うわけでもないので気楽に話しかけやすいのかもしれません。
 お客様の人生とともに一定時間を過ごす職業です。拈華微笑しつつ言葉かけも怠らず適切営業で頑張っていきましょう。

            
                                      支部長  関屋總明   

    
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