総務部

        

自灯明(じとうみょう)

 

 先月は一人の支部員が病と闘いながらも帰らぬ人となりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

お釈迦様が入滅される直前に弟子の阿南陀が「お釈迦様が亡くなれたあとは何を頼りに生きたらいいのでしょうか?」と尋ねました。その時お釈迦様が示した言葉が「自灯明 法灯明」でした。自らが灯明となり、また法の灯明の光で行く道を照らして進みなさいということでしょう。法等の灯りに従うのは勿論、自らの判断で自らの光を適切に照らし続けることはとても大事なことです。今後の人生を変えてしまいかねません。

警察庁が発表した調査によりますと夜間、道路横断中の歩行者と車との昨年1年間の死亡事故は625件でそのうちロービームが597件で全体の96%になっています。ロービームは「すれ違い用前照灯」が法律上の名称であり前方40mしか届きません、ハイビームは「走行用前照灯」と呼ばれ、法律上 原則として夜間はハイビームにしておかなければなりません。ハイビームは100m以上照らすことができることになっています。40m先しか見えないロービームでは気づいたときにブレーキを踏んでも間に合いません。
 最近は路上で寝込んでいたり、徘徊している者が多いので十分気を付ける必要があります。

高速道路をロービームのまま走行中に前方で起こった事故の存在に気づくのが遅れ、二次衝突を起こし、第一当事者と第二当事者合わせて34千万円の民事上の損害賠償責任を認定された例もあるようです。光の具合等で大分高いものにつきました。

 ところで、一刻も早くタクシーに乗りたいという人にとって夜間のタクシーの表示燈の灯りはホッとするものがあります。夜間における表示燈等の空車消灯待機は絶対にしないで下さい。不適正事案に該当します。自らが灯りとなって社会を照らしていきましょう。

優秀適格者の皆様ならきっと明るく照らして進んでいけることでしょう。

                                                                                          支部長 関屋總明

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